全国3位、頂点へあと一歩 スポーツ2競技で三重・明和中の3人
報告会で下村町長が健闘たたえる
三重県多気郡明和町からスポーツの全国大会で3位に入賞した選手たちの報告会が15、16の両日、同町役場であり、下村由美子町長が選手たちの活躍をたたえた。
県代表で3年・松本さん、三浦さん 都道府県対抗女子ソフトボールで
15日午後4時半からは「第20回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会」(日本ソフトボール協会主催、3月28~30日、岐阜県)に三重県選抜チーム(山﨑良監督)として出場した町立明和中学校3年の松本彩葉さんと、三浦希穂さんの2人が訪れた。 2人は、昨年8月の全国中学校体育大会第45回全国中学校ソフトボール大会で全国ベスト8になったメンバー。今大会では松本さんは8番・右翼手、三浦さんは6番・遊撃手を務めた。 大会は48チームがトーナメント戦で行った。三重選抜はシードで2回戦から出場し熊本選抜に3―0で勝利。3回戦はこれまで何度も行く手を阻まれチームにとって〝鬼門〟とも言える栃木選抜との戦い。三重は3回に2点を先制し、4回に1点を返されたが、2―1で勝利し8強に進出した。準々決勝は岐阜選抜secondを9―0で破り勢いづけたが、準決勝で今大会の優勝チームの神奈川選抜に0―3で敗れ、第8回大会以来の3位入賞を果たした。 この日、松本さんは「レベルの高いチームでのプレーに緊張しましたが、自分のベストを尽くして全国3位の結果を残せて良かった」、三浦さんは「普段は違うチームで活動するメンバーと、一つの目標に向かって一緒にプレーできたことがうれしく、なかなかできない経験ができて良かった」とそれぞれ話した。 明和中教諭で選抜チームを率いた山﨑監督は、クラブチームの選手が多い中、全ての試合にスタメンで出場した2人の活躍をたたえ「全ての試合で選手たちそれぞれが役割を果たしてくれたことが、この結果につながった。選手や所属するチームの方々に感謝しかない」と話した。 下村町長は「選抜チームとして結成から時間があまりない中での全国3位おめでとうございます。他のチームの選手との交流ができたことは2人の将来にとってかけがえのない経験だと思います。本当にお疲れさまでした」とねぎらった。