<発電再開”延期”>『女川原発2号機』原子炉を停止 計測器関連の不具合を点検へ
ミヤギテレビ
3日に計測器関連の不具合で発電再開を延期した「女川原発2号機」について、東北電力は不具合を点検するため、4日午前 原子炉を停止した。 「発電再開」の時期は、未定となっている。 東北電力によると、「女川原発2号機」は、4日午前2時頃から原子炉の核分裂反応を抑える制御棒の挿入を開始し、午前8時36分原子炉を停止した。 「女川原発2号機」は、10月29日に13年7か月ぶりに原子炉を起動し、11月4日『発電再開』の予定だった。 原子炉が安定した臨界状態にあるかどうかは中性子の数で確認するが、3日午前11時頃に中性子の数を計る機器が正しい数値を示しているかをチェックするための装置が作動しなくなる不具合が発生した。 現在、原子炉は制御棒の挿入により「冷温停止」状態となっていて、今後 格納容器に立ち入り不具合の原因を調べる予定だ。 放射性物質の漏えいなどはない、という。 東北電力では『発電再開』の時期は未定としている。