西予・宇和にかんきつジュース工場完成 八幡浜の小林果園(愛媛)
かんきつ生産・加工・販売の小林果園(八幡浜市、小林聖知社長)の新しいジュース工場が西予市宇和町河内に完成し7日、関係者ら約30人が祝った。消費者ニーズの多様化に対応し、ストレート果汁に果肉を加えた「つぶ入りジュース」が製造できる設備を導入。地域住民や観光客向けに売店や見学・イベントスペースも設けている。 工場は敷地面積1538平方メートル、鉄骨平屋で床面積582平方メートル。殺菌室や充填(じゅうてん)室、包装室、開発室などがあり、果肉を瓶に充填できるのが特長となっている。720~160ミリリットルの6種類の瓶詰めジュースを製造する。日本政策金融公庫と愛媛銀行の融資を受け整備した。
愛媛新聞社