福祉こども避難所を特別支援学校内に設置へ 鹿児島市
鹿児島テレビ
鹿児島市は障害のある子どもと家族が災害時により安心して避難できるように、普段登校している特別支援学校に避難できるよう調整を進めています。 美川愛実アナウンサー 「鹿児島市の特別支援学校の体育館です。医療的ケアが必要な子どものための電源や床暖房が完備されています」 鹿児島市は5月30日、「福祉こども避難所」を市内に7カ所にある全ての特別支援学校に設置する方針を明らかにしました。 特別支援学校に通う児童、生徒と家族が、大規模災害時に安心して避難できるよう、普段通っている特別支援学校を「福祉こども避難所」として開設します。 保護者から、子どもが慣れない環境でパニックを起こしてしまうことや、バリアフリーの点から避難をためらったことがあるという声を受け、設置されることになりました。 鹿児島市地域福祉課・山室真樹課長 「障害がある子供がパニックにならないように福祉こども避難所を設置して ほしいという声をいただいた。なかなか通常の常態でいることが難しいと 思うので、通い慣れた所で安心して避難できる避難所についてニーズが高まっていると考えている」 鹿児島市は6月21日に特別支援学校7校と協定を結び、開設時期を発表する予定です。
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