“筋肉量マシマシ”の臼井麗香が黄金世代14人目Vに王手 1差2位に山下美夢有、3差3位に小林夢果 2週連続Vの鈴木愛は予選落ち
<アクサレディス宮崎 2日目◇23日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72> 【動画】西村優菜の得意技 フェアウェイウッドをショートアイアンのように打つコツ 国内女子ツアーの第2ラウンドが行われ、1打差の2位タイから出た25歳の臼井麗香が6バーディ・ボギーなしの「66」をマーク。トータル13アンダーの単独首位に浮上し、ツアー初優勝に王手をかけた。1998年生まれのいわゆる黄金世代で14人目のツアー優勝を目指す。 2018年にプロ入りした臼井は、2020-21シーズンに初シードを獲得も1年で手放した。再びシード権を手にするために今オフはウェイトトレーニングなど肉体改造に着手。「体重は4キロ増えて、体脂肪率は1.5パーセント減りました。球の重さが違う」と上腕二頭筋に力こぶができるほど筋肉増量。22年シーズンの平均飛距離は約228ヤードだが、この2日間は237.5ヤードと飛距離が伸び、スイングの安定感も増している。今週は主催者推薦での出場で今季初試合。「(最終日は)1ホール1ホール自分のプレーをするだけ」と初優勝にまい進する。 臼井を1打差の2位で追いかけるのは2年連続年間女王の山下美夢有。2日続けて「66」をマークし、今季初優勝に向けて最終日を戦う。 3打差の3位には初日首位発進でジャンボ尾崎の愛弟子の小林夢果、4打差の4位には蛭田みな美、5打差の5位には地元・宮崎県出身の柏原明日架がつけている。 2番(パー3)で今季プロ1号となるホールインワンを達成した櫻井心那は「67」で回りトータル5アンダー・10位タイに浮上。2週連続2位の小祝さくらはトータル4アンダー・16位タイ、前年覇者の山内日菜子はトータル3アンダー・23位タイで最終日を迎える。 トータル2アンダー・38位タイまでの52人が決勝ラウンドに進出する。 史上初となる2度目の3週連続優勝を目指した鈴木愛は、初日66位タイと出遅れ、この日も「72」と伸ばせずトータル1オーバー・73位タイで姿を消した。 先週のプロデビュー戦で7位タイに入った菅楓華はトータル1アンダー・53位タイ、昨年のプロテストトップ合格の清本美波はトータル6オーバー・101位タイで予選落ちに終わった。 【第2ラウンドの上位成績】(カッコ内は2Rのスコア) 1/-13/臼井麗香(66) 2/-12/山下美夢有(66) 3/-10/小林夢果(70) 4/-9/蛭田みな美(68) 5/-8/柏原明日架(67) 6T/-7/小林光希(67)、岩井明愛(67)、竹田麗央(67) 9/-6/河本結(71) 10T/-5/アン・シネ(67)、宋ガウン(67)、櫻井心那(67)、森田遥(68)、宮澤美咲(69)、高橋彩華(71)
ALBA TV