「パラサイクリング」で使われる「トライシクル（三輪自転車）」（写真提供＝富士急行）

　「パラサイクルフェス 2024」が6月15日、富士急ハイランド（山梨県富士吉田市）で開催される。（富士山経済新聞） 【写真】「タンデム」車両 　障がい者の自転車競技「パラサイクリング」への理解と自転車の楽しさを実感してもらおうと同園が企画した。当日は会場に、国際大会で実際に使われているパラサイクリング車両の展示や体験コーナー、パラサイクリングに関するパネル展示ブースを設置する。 　自転車トレーニングで使われるローラーを使ったスピードアタックタイムレース企画や、ペダルを漕がなくても楽しめる「キックバイク」を体験できる幼児専用スペースも展開する。 　このほか、パラサイクリング競技の元全日本選手権チャンピオン・松本亘さん、現役パラサイクリングアスリートの山木平良さんをゲストに招き、トークショー＆クイズ大会を行う。 　同園企画運営部の渡邊美鈴さんは「スポーツというと身構えてしまうところもあるかもしれないが、日常生活でも幅広く使われている自転車にスポットを当て、幅広い世代に楽しんでもらえるブースを用意した。パラスポーツへの理解と自転車の楽しさを実感できるイベントになっているので、たくさんの人に来場してもらいたい」と話す。 　開催時間は12時～16時。入場無料。雨天決行・荒天中止。