「いつまでも結婚できないまま年をとる男性」に共通している“思考の特徴”
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
婚活はシビアな現実とも向き合うことも必要
大谷翔平さんの結婚に多くの女性が「大谷ロス」を起こし、周囲を見てもショックを受けてる方も少なくないのではないでしょうか。 男性からしたら「え? 結婚できると思ってたの?」と感じる方もいると思います。しかし、そうではなく、誰のものでもない大谷翔平を応援していることに欲求が満たされていた状態から「誰かのものになった!」という喪失感がショックなのです。 改めて孤独を感じ、「あっ、夢ではなく現実がこれだ」と現実を見せられたことにショックを受けているのが女性たち。 実は婚活も「こうなりたい」という未来のイメージや夢を叶える活動でもありますが、どれだけ現実にきちんと向き合えるかも同時に重要になります。
年収900万円、35歳男性の婚活
今回は「好きな人と結婚したいのにできない人」が持つべき考え方についてお伝えします。 サトルさん(仮名・35歳)は年収900万円、大手企業で働き、恋愛も人並み程度にしてきた男性。そろそろ結婚したいと考えて婚活をしているようでした。 「いい方と出会う機会もありますが、違うなって感じることがあって、なかなか進まないんです」 年齢的にも婚活アプリで毎週のように出会いを作れているよう。しかし、そこから発展しないことに悩んでいました。
「当たり前」に気づくことで心が動く
私は8年間、婚活事業をしてきて感じてることがあります。それは「今あるものにプラスすることではなく、ないものに目を向けられるかどうか」です。 日本に住んでいたら、どこにいても安心安全に飲める水が蛇口から出てきます。当たり前にあるものが、なくなったとき、水が当たり前に出ることは当たり前じゃなかったことに気づき、その後はきっと水があることに感謝できるようになるはず。 学生時代に大きな不幸も経験せず、大学までしっかりいけて何不自由なく生きてきたサトルさん。それは本当にすごいことだし、幸せなことだと思います。しかし,だからこそ、今の当たり前以上のものじゃないと心が動かなくなってしまいます。 「ない」に目を向けること。それだけで大きな感謝につながります。そして、心が動きやすくなるので、目の前の人の嫌なところやダメなところではなく、いいところや感謝したいところが見えてくるのです。