これがパ・最優秀防御率の貫禄 ソフトバンク・モイネロがCS初先発で粘りの6回2失点
◆パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ 第2戦 ソフトバンク―日本ハム（17日、みずほペイペイドーム） ■これぞ小久保チルドレン…そろって駆け出す【写真】 ソフトバンクのモイネロがCS初先発で粘りの投球を見せた。6回を投げ8安打2失点、4奪三振とまとめ、7回からは杉山一樹にマウンドをゆずった。 初回は先頭万波中正、清宮幸太郎に連続二塁打を浴び早々に1点を失う。2回も1死一塁から田宮裕涼に右翼線への適時二塁打を許すなど、序盤は積極的なオーダーで挑んできた日本ハム相手に苦戦する。 3、4回は連続で三者凡退に仕留めるなど立ち直りを見せるが、5回は安打と四球で2死満塁に。それでもレイエスを高めの136キロチェンジアップで遊ゴロに仕留め、ピンチを無失点でしのいだ。 6回も連打で1死二、三塁となったが、田宮を二直、松本剛を二飛に打ち取った。勝てば日本シリーズ進出へ王手が決まる一戦で、最優秀防御率左腕が実力を発揮した。
西日本新聞社
