13日、原子炉が再び起動した東北電力の女川原子力発電所2号機についてです。東北電力は、15日、発電を再開する予定と明らかにしました。 【写真を見る】東北電力・女川原発2号機あす15日発電再開へ　トラブルで停止も原子炉再び起動　宮城 女川原発2号機を巡っては、10月29日におよそ13年半ぶりに原子炉が起動したものの、機器のトラブルにより今月4日に原子炉を停止しました。その後、トラブルの再発防止策が完了したとして、東北電力は13日、原子炉を再び起動し核分裂反応が安定して継続する「臨界」に達していました。 その後、発電に向けた点検や準備作業を行い、これまでにトラブルが確認されていないことや発電への準備に一定のめどが立ったことから東北電力は、15日、発電を再開する予定だと明らかにしました。 発電された電気は送電線を通じて15日中に家庭や企業に送られます。東北電力は、営業運転の開始は、12月頃を目指すとしていて、「安全確保を最優先に一つひとつのプロセスに対応し着実に取り組む」とコメントしています。