元PLエースアナ、引退のソフトバンク和田毅をねぎらう「最後まで投げ抜いてくれてありがとうございます!」
3月限りで日本テレビを退社し、フリーに転身した上重聡アナウンサーが5日に自身のSNSを更新。“松坂世代”と呼ばれた同学年で、この日引退を発表したソフトバンク和田毅投手との思い出をつづった。 【写真】記念ボールの写真も 名門PL学園(大阪)のエースだった上重アナ。インスタグラムに大学時代の和田と並んで表彰状を持つ写真を公開し「立教大学2年の春、投手をクビになり外野を守って試合に出ていた。打席に立って対戦したある投手に衝撃を受けた。早稲田の和田毅。ボールの出所が見づらく、タイミングを取るのが難しい。2段階で伸びるストレート。捉えた!と思ってもファウルになる。初めて味わう感覚だった」と振り返った。 続けて「それから和田毅を研究し、フォームを参考にし、2年秋投手にカムバックできた。大学1勝目は毅との投げ合いに勝ってのもの。完全試合も達成できた。毅のおかげで投手に復活でき、卒業時に奪三振記録を作った毅と一緒に野球体育博物館から表彰を受けた。毅と受賞できたのは私の誇りです!」と熱い思いをつづり、2人の記念ボールの写真もアップした。 上重アナ自身は立大卒業後にアナウンサーの道を選んだが、松坂大輔ら多くの選手がプロに進み、活躍し、引退。和田が最後の同世代プロ選手だった。「『努力の天才』和田毅。松坂世代を代表して最後まで投げ抜いてくれてありがとうございます!そしてお疲れ様でした!」とねぎらった。
報知新聞社