玉川徹氏vs長嶋一茂、「メジャー史上初」日本人投手3人の同日先発勝利で対論…「あんまりやり過ぎると米国で反発招かないかな?」
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は3日、カブス・今永昇太投手が1日(日本時間2日)の敵地・メッツ戦に先発し、7回無失点で、日本人では14年田中将大(ヤンキース)以来3人目のデビュー5連勝を飾ったことを報じた。防御率0・78はMLB全体の単独トップ、5勝も同トップタイに立った。 また、この日は、タイガース・前田健太、ドジャース・山本由伸も先発し、今永を含め3人とも勝ち星をマーク。日本人投手3人が同日先発で勝利をマークしたのはメジャー史上初の快挙となった。 コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、メジャー史上初となる日本人投手3人が同日先発で勝利に「このまま行くとですね、例えばホームラン王、日本人。最多勝ワンツースリー日本人とかね…うれしいんだけど。あんまりやり過ぎると反発招かないかな?米国で」と心配した。 これに金曜コメンテーターでタレントの長嶋一茂は、過去のメジャーリーグと違って今は「日本人は、ちゃんと認めてくれている人たちが多い、ファンの人が」などと見解を示した。ただ、玉川氏は「感情っていうヤツは厄介なものですからね」と反論し「経済最優先の米国でもバブルのころ、いろんな不動産を日本人が買ったり映画会社を買ったりすると感情がわき上がったじゃないですか?だから米国人の魂みたいな野球の世界でいろんな形で独占されていくと…っていうのはちょっと心配になったりする」と説いた。 2人の議論に司会の羽鳥慎一アナウンサーは「心配だけどそれぐらい活躍はしてほしいな」とコメントすると長嶋は「経済とはちょっと違うかもしれないな思いますね、純粋に野球を楽しむ人たちが米国人たくさんいる」など主張していた。
報知新聞社