大谷翔平、2打席連続弾ならず4打席目は大ファインプレーに阻まれる 3打席目に145メートル特大20号でリーグトップタイ
◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(18日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド) 【動画】大谷翔平、鋭い当たりもドイルの超ファインプレーに阻まれる ドジャース・大谷翔平投手(29)が18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、20号を放った直後の4点を追う7回2死一、二塁の4打席目は、2番手左腕・ビークスから右中間へ鋭い打球をはじき返したが、中堅手のD・ドイルに飛び込みながらのスーパーキャッチをされて阻まれた。 ロッキーズの先発は、オースティン・ゴンバー投手(30)。身長196センチの長身左腕で昨季9勝を挙げ、試合前の時点で今季は13登板で1勝4敗、防御率4・26だ。大谷はこれまでの対戦は8打数3安打。21年に本塁打を放ったこともあるが、今月2日(同3日)にドジャースタジアムで対戦した際には、遊飛、見逃し三振に抑えられた。初回先頭の1打席目は二ゴロ。5点を追う3回1死三塁の2打席目は一ゴロだったが、3試合連続の打点が記録された。 5点を追う6回先頭の3打席目。大谷は2ボールから先発左腕・ゴンバーの甘く入ったスライダーを捉えると中堅へ打球速度113・0マイル(約181・9キロ)、打球角度30度で476フィート(約145メートル)の特大弾を放って見せた。複数の現地メディアによるとMLB全体の中でも今季最長で、自身昨年6月30日の493フィート(約150メートル)に次ぐ2番目の飛距離だ。ブレーブスのオズナに並んでリーグトップの20本塁打となった。 前日17日(同18日)の敵地・ロッキーズ戦は、左手骨折で離脱したベッツの代役として1番に入り、5打数3安打1打点、1四球1盗塁。これまでは2番に座っていたが、切り込み隊長として役割を果たして、チームの14安打9得点での快勝につなげた。ロバーツ監督も「1番でしっかり仕事をしてくれたのは大きい」とたたえていた。16日(同17日)の本拠地・ロイヤルズ戦では2打席連続本塁打。2試合ぶりのアーチで4年連続5度目となる20号となった。
報知新聞社