公務執行妨害容疑で79歳の男を逮捕した滝川警察署

　３日午後、北海道浦臼町の役場で、町長に胸ぐらをつかむなどの暴行を加え公務を妨害したとして、79歳の男が逮捕されました。 公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、浦臼町晩生内の自称農業の79歳の男です。 男は３日午後１時半ごろ、浦臼町役場の町長室で、川畑智昭町長64歳に対し、胸ぐらをつかんだり、ペットボトルのお茶をかけるなどの暴行を加え、町長の公務を妨害した疑いが持たれています。 警察によりますと、当時、川畑町長は複数の役場職員と町長室で公務にあたっていて、そこに男が突然、入ってきて犯行に及んだということです。 役場職員が「町長室で男が町長に暴行を加えた」と110番通報したことで事件が発覚。 男は、役場職員の説得に応じ、警察官が到着するまで町長室の椅子に座って待っていたということです。 取り調べに対し、79歳の自称農業の男は「お茶はかけたが、胸ぐらはつかんでいない」と容疑を一部否認しているということです。 男は、町長に暴行を加えた際、町の公共工事に関する不満を口にしていたということで、警察は詳しい動機を調べています。