【ガーデニング】春にバラの花をたくさん咲かせるための準備! 植え付けと植え替えのコツ・初心者向け品種3種
冬の間はバラの休眠期。この時期は新しく購入したバラの大苗を植え込んだり、鉢が窮屈になったバラを植え替えたりするのに最適です。 【写真10枚】バラの植え付けや植え替えのポイント、初心者におすすめのバラを写真で見る 今回はバラが一段と元気になって春にたくさん花を咲かせるための、バラの植え付けや植え替えのコツを紹介します。 初心者にも育てやすいバラのオススメ品種も参考価格とともに見ていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
バラの植え付けのコツ
●穴掘りと土替えをする バラを植える場所は日当たりと風通しのよい場所が適しています。植える場所が決まったら直径60センチ、深さ60センチ程度の大きな穴を掘りましょう。 もともとバラが植わっていた場所に植える場合は、連作障害を避けるために土をすべて新しい用土に入れ替えるとよいでしょう。 ●根を吸水させる 根が露出した裸苗は根が乾燥していることがあるので、植え付け前にしっかりと吸水させることがポイント。植え付け前日に水を入れたバケツに漬けておきましょう。 プラ鉢に仮植えされているバラも土をすべて落として、水に漬けてから植え込むのがオススメです。落とした土は用土として使ってもかまいません。 ●栄養たっぷりで水はけのよい土壌にする バラ栽培に適した土壌は、保水性とともに排水性も高いことが必要です。用土は赤玉土と腐葉土を使用し、元肥として有機質堆肥やバラ用肥料を施します。ただし鉢植えの場合は元肥は施しません。 地植えする場合は植え付け穴の底に元肥を入れ、根が直接元肥に触れないように、元肥の上に山形になるように土を軽く盛ります。 ●根を広げて植え込む 根を広げながら山形に盛られた土の上に根が密着するように株を置きます。すき間ができないように丁寧に土を入れていきましょう。 植え込む際は株が斜めにならずまっすぐに立つように。根元の接ぎ木の部分は地表に出る高さに調節するのがポイントです。 ●タップリと水をかける 植え込んだあとはしっかり水をかけてあげましょう。土がしまって地面が沈んできたら土を追加します。ときどき土の状態を確かめて、カラカラに乾いていたら水やりしましょう。 ●寒さ対策をする 植え付けたばかりのバラは寒さで弱ってしまうこともあるので、寒さ対策も忘れずに。鉢植えは軒下で管理し、地植えは不織布でおおってやると安心です。 根が凍ってしまわないように、株元に腐葉土やバークチップなどでマルチングするのも効果があります。