【漫画】ありえないほどの腹痛、意識が遠くなる…「よくあること」と思っていたら? 原因に6千人が「怖すぎ」【作者インタビュー】
「迷走神経反射」で悩んでいる人は結構多い
ある夏の日、お腹が痛くなりトイレに足を運んだ漫画家のなおたろーさん(@naotarotarou)。するとそのまま意識を失ってしまいます。しばらくすると症状は落ち着き、介抱してくれた母と子供もひと安心です。実はこの症状、なおたろーさんが子供のころから頻発しているらしく、なおたろーさんは「誰にでもよくあること」として認識していたそうです。ところが、この症状についてSNSに発信したなおたろーさんは、自分に起きていることが「迷走神経反射」であることを知って……? 【マンガ本編】ありえないほどのお腹の痛み、意識が遠くなる… 子供の頃からの症状の原因とは? なおたろーさんによるエッセイマンガ『お腹痛くなって冷や汗でビショビショになり、そのまま目の前真っ暗になっちゃうあの現象』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は6000を超えており、読者からは「俺もこれだ、初めて知った……」「私も実は迷走神経反射持ちです。なので、ひとりっきりのサウナや崖登りなどは控えております」「私も同じことあってずっと不安でした。でも、このマンガを見て仲間がいることを知り安心しました!」などの声があがっています。なおたろーさんも作中で語っていますが、別の病気が隠れている可能性もあるので、症状が繰り返し起こる場合は医療機関の受診をお勧めします。 なおたろーさんは漫画家として活動しており、自身の家庭で性教育に取り組んだ様子を記録した書籍『ゆるっと性教育 8年間息子たちと家庭でやってきた性教育実践記録』がKindleにて公開されています。 作者のなおたろーさんにお話を聞きました。 ーー今作『お腹痛くなって冷や汗でビショビショになり、そのまま目の前真っ暗になっちゃうあの現象』が生まれたきっかけや、理由を教えて下さい。 私のなかでは「よくあること」だったのですが、まさかこの症状に名前があったこと、なる人とならない人がいるということを知った衝撃を発信したかったからです。毎回「このまま死んでしまうのでは……?」と思っていたので、冷静に対処する方法をSNSで発信することによってひとりでも助かるのではと思いマンガにしました。 ーー経験された貴重なエピソードを共有してくださりありがとうございます。今作を描くうえでこだわった点や、お気に入りのシーンなどはありますか? 私がお尻を出して倒れているシーンですね……。私本人は「このまま死んでしまう……!」と思っているけど、第三者から見たらきっとこんな感じなんだろうなぁと……。 それと長男が飲み物を飲ませてくれるところと、「寝ている人に何か飲ませたら気管に入ってしまうかもしれんやん……」と心配してくれるところです。長男には心配をかけさせてしまい申し訳ない気持ちもあるのですが、倒れている私を見てあわあわしていた彼がその後冷静な対応を取れまでに頼もしくなってくれて……! いや、しかし、心配させてしまったことは本当に反省します……。