CGなしの激しいカーアクションが話題の「ニード・フォー・スピード」がブルーレイ&DVD化
人気レーシングゲームを映像化し、全米で大ヒットした映画『ニード・フォー・スピード』のブルーレイ&DVDが5日にリリースされた。 同映画は94年の発売以来、全世界で1億5千万本以上を売り上げ、20年間ロングセラーを続けている同名のゲーム・シリーズが原案。法もルールも無視した危険度MAXのストリート・レースの世界が舞台で、強力なエンジンを搭載し、極限までチューンナップされたマッスルカーと、世界に数台しか存在しない超高額スーパーカーで疾走する命知らずの若者たちが自らのドライビング・テクニックと名誉をかけて競い合う姿を描いたカーアクション映画となっている。 今年3月に全米で公開されるとヒットを飾り、6月には日本でも公開されたが、その見所な何と言っても迫真のレーシング・バトルアクションシーン。 主人公が乗るシェルビー・マスタング(アメリカ)をはじめ、ケーニクセグ・アゲーラR(スウェーデン)、ランボルギーニ・エレメント(イタリア)、ブガッティ・ヴェイロン(フランス)、GTAスパーノ(スペイン)、マクラーレンP1(イギリス)、サリーンS7(アメリカ)など、世界のスーパーカーが続々と登場。公道を舞台にクラッシュが連続し、超高速バトルが繰り広げられる映像は、臨場感たっぷりで、その迫力は観る者を圧倒する。 その背景には、CGを一切使用しない制作サイドのこだわりがある。 今回、DVD&ブルーレイの発売を記念して解禁されたのが、映画の中でもっとも重要となるクラッシュシーンのメイキング映像だ。 近年、CGの多様化により映像の派手さは倍増したものの、リアリティにかけることも少なくはない。そんな中、“本物”を求めCGを使わないことにこだわった職人たちの並々ならぬ作品への情熱が垣間見える映像になっている。 監督・製作総指揮は、90年代からスタントマンとしてハリウッド・アクションの数多くの現場を踏み、身をもって映画制作を体得してきた新鋭、スコット・ワウ。監督デビュー作『ネイビーシールズ』で見せたリアリスティックなアクション演出を高く評価されたワウは、昔なじみである業界最強のスタントマン&ドライバー・チームを編成し、本作に総動員。彼らが身体を張って演じた超過激スタントの数々を直接指揮し撮影した。 カメラに収められたナマで危険極まりないスタントの数々は、CG慣れした現代の観客にかつてないカー・スタントの驚きと興奮を体感させるのではないだろうか。 『ニード・フォー・スピード』 11月5日発売 ブルーレイ+DVDセット<3800円+税> DVD<3200円+税> ブルーレイ、DVD同日レンタル開始 オンデマンド先行配信中!