橋本環奈、俳優として次に“やりたいこと”は? 『万博の太陽』ちゃぶ台返しのシーンに感動
俳優として「やりたいことはいっぱいあります」
――今日子にも千夏(飯豊まりえ)にも夢があるというところがすごく素敵だと思いました。橋本さん自身の最近の夢はありますか? 橋本:夢とは違うかもしれませんが、やりたいことはいっぱいあります。叶えるべき夢というよりは、本当に“やりたいこと”という感じです。例えば、仕事でまだやったことがない役、お医者さんや弁護士のような堅い役などもやってみたいと思っています。 ――医師役を演じる橋本さんをぜひ見てみたいです。今作で特に印象的なシーンがあれば聞かせてください。 橋本:いっぱいあるけど、やはりちゃぶ台返しのシーンですね。今のドラマではなかなか見ることのない王道のちゃぶ台返しを、唐沢さんが鮮やかにやっていらっしゃるので、ぜひ見逃さないでほしいです。撮影の際には割れないお皿を使い、ご飯の中身も用意してあるので何回かできるとは言われていましたが、一発でとても綺麗にちゃぶ台を飛ばしていました。完璧なちゃぶ台返しだったと思います。その後の、今日子が伯父さんに対して意見する場面も、感情が爆発するシーンで演じていて楽しかったです。 ――最後に本作の見どころをお願いします。 橋本:日常を本当に丁寧に描いている作品です。夢を叶えるためのプロセスや、今日子が突き進んでいく姿はもちろんのこと、『万博の太陽』のタイトル通り、「万博」をどう描くのか、最後に夢を叶えたときにどのような景色が見られるのかというところにも注目してもらいたいです。丘の上から、万博の会場が出来上がっていく様子を見るというシーンがあるのですが、そこは(CG用に)グリーンバックで撮影していたので、私自身も出来上がりが楽しみです。
Nana Numoto