中条あやみ前日の始球式を「舞いあがってパニックに…」 映画「あまろっく」公開記念舞台あいさつ
女優の中条あやみと、江口のりこが12日、兵庫県尼崎市で、ダブル主演映画「あまろっく」(中村和宏監督)の先行公開舞台あいさつに、俳優の中林大樹と登場した。 【写真】舞いあがって逆の足を上げちゃったシーン 同市を舞台に、年齢も性格も異なるツギハギだらけの家族を演じたハートフルコメディー。満席の観客からスタンディングオベーションで大きな拍手と歓声で迎えられ、江口は「朝早くからありがとうございます。ご苦労様です」と午前9時からの上映だった観客をねぎらい、中条も「平日の朝の早い時間からありがとうございます。皆さんよっぽどお暇なんやと思います(笑い)」と笑わせた。 前日の阪神―広島戦で始球式を務めた中条は「お騒がせしております」と恥ずかしげ。右投げの中条は、本来左足をあげて投球動作に入るが、右足をあげたことについて「『あまろっく』を背負って甲子園のマウンドに立ってると思ったら舞い上がってしまって。左足を上げて練習していたのに、本番では右足を上げてしまって。『あれ? 投げられへん』と思ってパニックになってしまいました」と舞台裏を明かした。中条について江口は「気持ちが柔らかくて全てを受け入れてやってみる姿勢がすごい。すごくおちゃめで、面白いことが大好きな人。皆さんが思ってるイメージ以上にやんちゃな人です」と暴露した。 この日の舞台あいさつには不在だった“お父ちゃん”こと笑福亭鶴瓶について聞かれた中条は「本当に仏様みたいな方で。江口さんがずっと『師匠いいな』と言ってました」と笑いながら振り返った。また江口は「『これ何待ち~?』とか『みず~』とか思ってることを鶴瓶さんが言っても、笑いになって誰も嫌な気持ちにならないのがすごい」と絶賛した。 最後に江口が「めっちゃわかりやすい話だと思うので、たくさんの人と一緒に見ていただけるとうれしいです」とアピール。中条も「テクノロジーが進化している現代で、家族って大変やしめんどくさいけど、そういうところも幸せなんだと感じてもらえる作品だと思います。兵庫県の皆さんの評価で、全国の映画館の上映期間が決まります。たくさんの方に広めていただけるとうれしいです」と呼びかけた。
報知新聞社