『葬送のフリーレン』美しすぎる劇伴の世界をフルオーケストラで魅了…miletも生歌唱で「心が震えるほど幸せ」
オーケストラ演奏で届けられたことへの喜び伝える
2曲を歌唱した後、Evan氏も壇上に登場し、「bliss」と「Anytime Anywhere」の制作においてのエピソードを語ると、来場者はより楽曲の深みを感じるように聞き入れた。miletは終演後に、「Anytime Anywhere」「bliss」はもともとEvan氏がオーケストラを意識して編曲したものと明かし、「それを今回、あるべき姿で歌わせていただけたように感じました。ずっと歌い続けていた2曲ですが、改めて、愛を込めてこの曲たちを書いて歌ってきてよかったと感動しました。フリーレンたちの映像とともに、『葬送のフリーレン』を愛する方々の前で歌わせていただけて、心が震えるほど幸せでした。フリーレンたちに音楽で幸せになる魔法をかけてもらった気がします。またとない光栄な機会をいただけたことに感謝しています。今までもこれからも『葬送のフリーレン』が大好きです。」とコメントした。 そしてコンサートは後半へ。フェルンと戦士シュタルクの印象的なダンスシーンの「Waltz for Stark and Fern」、魔法使いたちの熾烈な戦いが描かれた第2クール【一級魔法使い試験編】を盛り上げた「The Magic Within」「New and Dangerous Magic」などが演奏され、来場者はより一層フリーレンの世界へ没入。そして最後に静かながらも壮大な楽曲「Beyond the Journey's End」が来場者に届けられると、会場は大きな拍手に包まれた。 その後、アンコールに応えてEvan氏が再び登場。こここらはEvan氏自らの指揮によるスペシャルメドレーが展開。そしてオーラス曲として、来場者も写真・動画撮影をOKとする「Song for the Beyond」が演奏され、コンサートはフィナーレへ。集まった4,000人の来場者からEvan氏、田尻指揮者、東京フィルハーモニー交響楽団へ割れんばかりの拍手と喝さいが送られ、コンサートは幕を下ろした。 公演後、Evan氏は「オケコンすごく楽しかったです。大勢の人がフリーレンを愛して、さらに音楽を聴きに来てくださる方もこれだけ多くいる事は光栄です。オケコンに向けて多くの準備がありましたが、演奏者の皆さんと指揮の田尻さんのおかげで魔法のような一夜になりました。更にはmiletさんの素敵な歌で回復魔法が直撃しました!再演の魔法が知りたい!」とコメントした。
編集部 アニメ情報担当