ゴシップ好きは人間の本能!? “噂話”を上手するコツ
ゴシップ上手になる方法
ゴシップを“上手”に使えば、それがイジメや虐待に発展するなることもない。「ゴシップという言葉にはネガティブな意味合いがあると思われていますが、だからといってゴシップが全部ネガティブというわけではありません」とダンバー博士。 マクアンドリュー教授には“善い”噂話をするときの明確なルールがある。まずは「自分のゴシップが利己的ではないと思われるようにすることです。例えば、あなたが会社で『チームメンバーの1人が自分の仕事を十分にこなせていないような気がする』と言った場合、それはチームとしての機能を向上させるためのヒント探しと思われる可能性が高いです。これは“善い”噂話。人の性格や個性を持ち出して、その人の評判を傷つけようとするのは“悪い”噂話です」 つまり、TikTokで赤の他人を監視したり、パラソーシャルでしかない有名人のガセネタをシェアしたりするのは非建設的なゴシップに他ならない。そして、このようなゴシップは孤独感を増幅させる。やはり噂話も“適切に”することが大切なのだ。 最後にマクアンドリュー教授は、私の友達の友達がゴシップ好きであることを理由に破門されたという話を聞いて、かなり厳しい言葉を放った。「得意不得意はあるでしょうが、この世に人の噂話をしない人は1人もいません。私の中でゴシップはソーシャルスキル。ゴシップが上手な人は大抵かなりの人気者で、時事に詳しい人として知られています。ゴシップが下手な人は大抵その逆。でも、噂話をしない人など存在しません。ゴシップが上手な人と、そうでない人がいるだけです」 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。