「ひろゆき」こと西村博之氏（2024年4月撮影）

　「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏（47）氏が21日配信されたABEMAニュース番組「ABEMA Prime」に出演。東京都知事選（7月7日投開票）の”ほぼ全裸”ポスターをめぐる騒動について、私見を述べた。　都知事選をめぐっては、掲示板にほぼ全裸の女性のポスターが張られ、警視庁が、都迷惑防止条例違反の疑いで候補者の1人を呼び、警告していた。このポスターでは、女性の局部などだけにシールが張られたような画像とともに、表現の自由を主張するなどされていた。 【写真】都知事選のほぼ全裸ポスター、イメージガールが謝罪 　ひろゆき氏は同番組でこの件について聞かれると「わいせつ物に関しては”子供が見ちゃいけないよね”っていうゾーン規制がされているわけじゃないですか。ビデオ屋とかでも、”大人用のところに入ってください”とか。コンビニに置くんだったらビニールでカバーします、みたいな。なので、そちらの方が優先であって、子供が通るかもしれない通学路に、わいせつに見えるような画像を置く…という時点で、それもう捕まえていいんじゃねえの？　ぐらいに僕は思ってますけど」と持論を話した。 　居住するフランスでの事情を聞かれると「顔写真以外を表示しているのを見たことがないのと、本人以外の写真が許されているのってたぶん日本だけじゃないですかねえ」とし、「本来、”学歴とか詐称してはいけません”とか、ウソついちゃいけないわけじゃないですか。で、本人以外の写真があったら”こういう顔した人なんだ”って誤解して投票してしまう可能性があるので。例えば有名人のタレントの顔とか載せて投票させたら、それって虚偽で投票を得ようとした行為なわけだから、公職選挙法違反なんで。僕、本人以外の写真載せてる人、みんなとっ捕まえた方がいいと思ってるんですよ」などと話した。 　ひろゆき氏は20日、自身のX（旧ツイッター）でもこの件に言及。「『子供が見る』という視点が全くないのか、頭が悪いのか、どちらなのでしょうか？　これが合法なんて世も末ですね」などとつづっていた。