写真：アフロ

ニック・ケイヴ＆ザ・バッド・シーズが、ニューアルバム『ワイルド・ゴッド』の詳細を発表しタイトル曲を公開した。 ダークでメランコリックな音楽を多く作ってきたニック（66）が、2019年の『ゴースティーン』に続く同新作についてこう語っている。「このアルバムが僕に与えたような影響を、リスナーにもたらしてくれることを願っているよ」「スピーカーから飛び出してきて、それに飲み込まれてしまう。複雑なレコードだけど、深く、楽しく、そして人を惹きつけるんだ。僕たちがレコードを作るときは、マスタープランなんてものはない。レコードはむしろ、作曲者やそれを演奏するミュージシャンの感情の状態を反映するものなんだ。このアルバムを聴いていると、どうやら僕たちは幸せそうだ」 10曲が収録された同アルバムについて、プレスリリースには「再び繋がったことで勇気づけられ、飛翔するグループのサウンド。ザ・バッド・シーズの過去を懐かしく思い出させてくれる瞬間もあるが、それは束の間のもので、バンドが容赦なく前進していることを表現している」と記されている。 同バンドメンバーの他に、コリン・グリーンウッドがベースを、ルイス・アルマウがナイロン弦ギターとアコースティック・ギターで参加している。 同新作は、レーベル会社プレイ・イット・アゲイン・サムとのパートナーシップにより、ストリーミング、CD、そして通常盤、限定盤のアナログ盤で8月30日にリリースされる予定だ。 （Media Bang/アフロ）