優勝戦は6号艇・豊田健士郎の進入に注目/ボートレース福岡
ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第18戦・スカパー!JLC杯」は9日に準優勝戦が行われて、断然の優勝候補が着実に優勝戦に駒を進めた。 準優12Rは逃げる原田才一郎に対して、豊田健士郎が冷静に差しを選択。次位争いは握った常住蓮に加えて前田翔も絡む混戦となったが、豊田は冷静にさばいて次位を確保した。優出切符を掴み取った豊田は、「余裕がある足ではないけど、エンジンを考えると上出来ですかね。まずは優出できて良かった。足は中堅に毛が生えたくらい。展示タイムが出ていないのは気になるけど、原田君にもめちゃくちゃ伸びられるようなことはなかった。でも優勝戦に入るとちょっと見劣るかな。もう少し足はほしい」と話した。 優勝戦6枠で、気になるのはコース取り。オーバーエイジ枠での参戦ということもあって、今節は遠慮なく外枠の時は動いてきた。「コースは動きたいけど、入れてくれないでしょう。お伺いはたてますけどね。スタートが分からないので、6コースだったとしてもスローから。まあ、レースを壊すようなめちゃくちゃな進入をするつもりはない。若い子に任せて外から見守りますよ」と笑みを見せた。 今年は10優出7Vと圧倒的な決定力を見せている豊田。ノンプレッシャーで迎えられる優勝戦だけに、軽視はできない。
マクール