新たに始まった子育て支援に…少子化の時代に変わりゆく高校のカタチ 愛媛のこどもたちの1年は
子育て支援に、変わる愛媛の高校。2023年を振り返ると、愛媛の子どもたちの未来を照らす新たなカタチが見えてみました。 【動画】2023えひめ総決算 子育て支援に変わる高校のカタチ「愛媛のこどもたち」編<NEWS CH.4>
“紙おむつのサブスク”に“子連れ出勤” 各地で始まった新たな子育て支援
まずは、今年スタートした新たな「子育て支援」のカタチ。 4月、松山市が「紙おむつのサブスク」始めました! 利用する保護者: 「仕事をしているのですごく助かります。準備もしなくていいですし」 松山市立東雲保育園 松下知子園長: 「お子さん一人一人にかごを用意している。サブスクのお友達たちはまとめてサイズごとに入れ ています」 市が運営する保育園と認定こども園に通う子どもを対象に、希望すれば、月に2508円で何枚でもおむつを使うことができます。
四国中央市は、職員の仕事と子育ての両立を目指して、今年の夏休み、試験的に「子ども連れ出勤」を始めました! 試験導入から4か月が経過した「子ども連れ出勤制度」は、12月から制度化され、職員は、こどもの行事の振り替えなど、緊急避難的に利用できるということです。
8月には伊方町が、県内初の「保育園留学」始めました! 留学してきた園児の父親: 「保育園留学という制度を知ったのでちょっと利用してみようかなということで」 1~2週間ほどの期間で、家族で好きな地域に滞在し、留学先の保育園に通いながらその地域の暮らしを体験。滞在する宿泊施設にはインターネット環境も整っていて、リモートワークも可能です。 伊方町こども・子育て政策係 三浦彰久係長: 「ゆくゆくは伊方町に移住定住していただけるような方が増えていったらいいなと思います」
人口減少に歯止めがかからない中、自然の豊かさを最大限に生かし、子育て世帯の移住を狙います。これまでに3組が参加したということです。 母親: 「本当に貴重な体験ができてよかった」
バイヤー体験に会社経営!子どもたちが挑んだ本気の商売
続いては、子どもたちの新たな“学び”のカタチ。 食品メーカーの担当者: 「ギネスに認定されたチャーハン。ぜひこのチャーハンよろしくお願いします」 本物の食品メーカーの担当者が商品を売り込んでいるのは小学生。バイヤーの仕事を小学生に知ってもらおうという取り組みです。 大塚製薬担当者: 「おいしいを2回いただきましたので、手ごたえはばっちりでございます!」 メーカー側も真剣にプレゼンし、リアル度100%の職業体験です。