[八尾市]いじめ反対の意思表示として「ピンクシャツDAY議会」を開催
大阪府八尾市(26万2000人)は、ピンクシャツ運動の一環として、2月28日に「ピンクシャツDAY議会」を開催した。ピンクシャツ運動は、ピンク色の衣服等を身に着けることで、「いじめ反対」の意思表示をするカナダ発祥の取組みで、毎年2月の最終水曜日をピンクシャツデーとしている。 同市では2023年度から同運動を実施。こども総合支援センターの職員がピンク色のシャツを着用したり、生涯学習センターをピンク色でライトアップするなど、さまざまな取組みを行った。同市議会でも、2月最終水曜日にあたる28日に出席者全員がピンク色のTシャツを着用する「ピンクシャツDAY議会」を開催。いじめ防止の取組みに関する活動報告を行うなど、いじめ問題に取り組む市議会の姿勢を発信した。 田中慎二議長は、「多くの方々に市のいじめ防止の取組みを知っていただき、自身の行動を見つめ直していただくきっかけとなることを期待したい。今後も引き続きいじめ根絶のための提言等を行っていく必要があると考えており、本例会の最終本会議で市議会として『いじめ反対』の決議を行い、改めて『いじめを許さない』という姿勢を示していきたい」と抱負を語った。 (月刊「ガバナンス」2024年4月号・DATA BANK 2024)
<株式会社ぎょうせい>