山田五郎さん、原発不明がん公表以来、初の公の場
テレビ東京系「出没！アド街ック天国」などのコメンテーターとして活躍する評論家、山田五郎氏（65）が15日、東京都内で行われた信念を貫いた活動で多くの人に感動を与えた文化人・表現者を顕彰する「第7回 種田山頭火賞」の授賞式に選考委員として出席した。 今月4日に原発不明がんを公表して以来、初の公の場。受賞者のタレント、伊集院光（56）の選考理由を「芸能界という世俗の中にありながら、しがらみにとらわれることなく20年以上、変わらない同じスタンスでひょうひょうと洒脱に生きている」と説明し、「胸を張って受賞していただきたい」とたたえた。 山田さんと自宅がご近所の伊集院は山頭火の文庫本などを持ち歩くといい、「僕は性格的な問題もあって普通に孤独なので、山頭火みたいな孤高とは違うけど、孤高じゃないかって勘違いして、自信を持って生きていきたい」と感謝した。 伊集院は授賞式後、取材に対応。報道陣から山田氏の様子を聞かれ、「相変わらず、山田さんは全てのことに前向きでした。持っている知識が山田さんしか知らないことが多い。ずーっと教えてくれないと困りますから元気を取り戻してくださいねって話しました」と応じていた。
