ソフトバンク和田毅 投ゴロで左手中指を痛めて3回途中5失点、55球で緊急降板 開幕前最終登板のウエスタン・広島戦でアクシデント
◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク―広島(26日、タマスタ筑後) ソフトバンクの和田毅投手(43)が左手中指を痛め、3回途中8安打5失点(自責4)、55球で緊急降板した。 ■ピンチでK斬りも首かしげベンチへ【動画】 3回1死一、二塁で大盛の投ゴロで「ボールを捕った際に突いたみたいな感じになった」といい、次打者の内田に初球の変化球を中堅左への2点二塁打とされ、2番手の鍬原と交代した。 4月2日のロッテ戦(ペイペイドーム)での先発が決まっている和田にとって、今回は開幕前最後の調整登板。初回は無失点で切り抜けたものの、1点をもらった直後の2回に持丸の中前適時打などで2点を失って逆転を許し、3回は4本の長短打を集められて3点を追加された。 降板後は左手中指の状態について「大事ではないと思う」と説明。シーズン本番への影響については「投げ終わったばかりなので(首脳陣とは)何も話していない。自分はそのつもり(4月2日に先発)でいる」と話した。今回の投球内容に関しては「ストレートは良かったが、変化球をうまく拾われた。(シーズンでは)どれだけ打たれてもゼロに抑える投球をしたい」と口にした。
西日本新聞社