【報知映画賞】主演女優賞・石原さとみ「精神が壊れるギリギリだった」 産後復帰作で娘を失う母親熱演
女優の石原さとみ(37)が16日、都内で行われた「第49回報知映画賞」表彰式に出席した。 石原は5月17日に公開された、吉田恵輔監督による映画「ミッシング」での演技が評価され、主演女優賞に輝いた。ステージでは「芸能人生で初めて、映画で主演女優賞をいただきました!」と大きな笑顔を見せた。 作品には特別な思いがあった。「産後復帰作で、娘を失った母親を演じました。精神が壊れるギリギリだったけど、乗り越えられたのは夢だった吉田監督の現場に自分がいると思えたから」と明かし「お芝居ってこうやるんだ、役を、人を生きるってこうなんだったっていう大発見がありました。役者という肩書きには今も自信はないけど、吉田組を経験できたことを誇りに、〝役者さん〟になれるように挑戦していきたい」と語った。 イベントでは、両親が病気を乗り越えて参加していたようで「親孝行ができました」と喜んだ。 なお、主演男優賞には映画「正体」の横浜流星が輝いた。花束を俳優・阿部寛から手渡され、笑顔。「集大成となった作品が皆さんに届いて幸せ」としみじみと語った。
東スポWEB