【巨人】先発・戸郷翔征、6回6安打3失点で降板 通算50勝ならず「粘りきれなかった、これが全て」
◆JERA セ・リーグ 巨人―ヤクルト(21日・東京ドーム) 巨人の先発・戸郷翔征投手が6回まで投げ6安打3失点で降板。今季7勝目、通算50勝はならなかった。 【動画】山田哲人に5号ソロを浴びた戸郷 戸郷は1回に先取点を許した。先頭の西川遥輝外野手に初球を中越え二塁打、送りバントで1死三塁とされ、長岡秀樹内野手に前進守備の二遊間を抜ける中前タイムリーを打たれ、1点を奪われた。 4回には追加点。2死から山田哲人内野手に高めの変化球を左翼席に運ばれる5号ソロ本塁打。2点目を奪われた。 5回は2死から丸山和郁外野手に右前打、長岡には四球を許し一、二塁とされたが、村上宗隆内野手を3打席連続でフォークボールで空振り三振に仕留め、踏ん張った。 しかし、6回には3点目を失った。先頭のサンタナ外野手の打球は中堅・ヘルナンデス外野手がやや目測を誤ったかに見える中越え二塁打。暴投で三塁に進まれ、山田哲人内野手には四球を与え無死一、三塁のピンチ。オスナ内野手は捕邪飛に打ち取ったが、中村悠平捕手のスクイズバントが犠打野選となり、3点目を失った。 戸郷は6回までで降板となり、7回からは2番手で泉圭輔投手が登板した。 降板した戸郷は「粘りきれなかった、これが全てだと思います。とても悔しい結果となりましたが今日の事を次につなげられるようにまたやっていきます」と悔しさをにじませた。
報知新聞社