日本ハム、楽天戦力外の清宮虎多朗と育成契約 “清宮”が球団に2人…トライアウト合格第1号
球団発表…最速161キロの24歳、合同トライアウトでは154キロをマーク
日本ハムは21日、楽天を戦力外となった清宮虎多朗(せいみや・こたろう)投手と育成選手契約を締結したと発表した。14日の12球団合同トライアウトに参加し、最速154キロを計測していた。参加者では“入団第1号”となる。チームには清宮幸太郎(きよみや・こうたろう)内野手が在籍しており、“清宮”が2人となった。 【映像】戦力外も…運命のトライアウトに遅刻、土下座も虚しく強制退場 24歳の清宮は八千代松陰高から2018年育成ドラフト1位で入団。5年目の昨年は22セーブを挙げ、イースタン・リーグで最多セーブのタイトルを手にした。36回を投げて39奪三振をマーク。最速161キロを計測したことでも話題になった。 今季は初めて1軍キャンプに参加。4月5日に念願の支配下契約を掴んだが、3登板で防御率12.00。4月18日のオリックス戦が最後の1軍登板になった。2軍では35登板で防御率6.23。30回1/3で37四球と制球に苦しんだ。 トライアウトでは菅野剛士外野手(元ロッテ)を3球三振。152キロ、153キロとスピードを上げ、最後は154キロで空振り三振に仕留めた。続く鈴木将平外野手(元西武)にはフォークボールを右前に運ばれたが、3球投じた速球は全て150キロ台だった。154キロはトライアウトで登板した投手では最速だった。
Full-Count編集部