ロシア・ダゲスタン、鎮圧作戦深夜まで 15人死亡で首長が服喪宣言
ロシア南部ダゲスタン共和国で23日、教会や警察施設などが武装勢力に襲撃された事件で、襲撃した武装勢力に対する治安機関の鎮圧作戦は深夜も続いた。現場の一つで共和国の首都マハチカラでは、武装勢力の一部が潜んでいる可能性があるとして市内から市外への交通が遮断された。インタファクス通信が24日、伝えた。 同通信によると、ロシア南部ダゲスタン共和国のセルゲイ・メリコフ首長は24日未明、共和国内で起きた教会やシナゴーグへの襲撃事件を受け、26日までの3日間を服喪期間とすると宣言した。共和国全域でロシア国旗を半旗にかかげ、すべての娯楽イベントを中止にするという。メリコフ氏は、襲撃で民間人数人と少なくとも15人の警察官が死亡したとしている。
朝日新聞社