度重なる落車に悩んだ33歳・阿部拓真、目標不在のピンチ脱せるか!?「その持ち場で仕事する」/西武園競輪G3
西武園競輪場の「ゴールド・ウイング賞(G3)」は20日、初日を迎える。3Rの一次予選に出場する阿部拓真(33歳・宮城=107期)に話を聞いた。 阿部拓真は目標不在の番組を見て「こういう感じですか…」と苦笑い。結局、同県の竹内智彦と話し合い「前で自力自在に頑張ります」と総力戦を決意した。 「もちろん誰もいなければ動く準備はしています。ただ、できれば本当はそろそろ(追い込みに)変わっていきたいな、っていう気持ちはあるので。こういう時にしっかりしのぎつつ、位置がある時はその持ち場で仕事をしていきたいと思います」 阿部自身は去年、度重なる落車に悩まされていたが、「最近はその影響もなくなってきました」と状態は上向き。前回の宇都宮では連日目標がいたとはいえ連勝で勝ち上がり7か月ぶりの決勝進出も果たした。状態の良さと器用さで目標不在のピンチを脱してみせる。(netkeirin特派員)
