尾田栄一郎氏「ルフィって僕にとって理想的な子どもなんです」、ルフィ役・イニャキが日本語でインタビュー
動画配信サービスNetflixにて独占配信中の、実写版「ONE PIECE」シーズン1。同作品のシーズン2が近日、Netflixにて独占配信される。このたび、主人公・ルフィを演じるイニャキ・ゴドイが日本語で原作者である尾田栄一郎氏にインタビューを実施。その様子を収めた特別映像が解禁となった。 【動画】原作者・尾田栄一郎氏にルフィ役イニャキ・ゴドイが日本語でインタビューする特別映像 ■実写版「ONE PIECE」シーズン2 世は大海賊時代。偉大なる海賊・赤髪のシャンクスに憧れる少年ルフィは、シャンクスと海での再会を約束。それから数年後、成長したルフィは海賊王を目指して大海原へ。予測不能な冒険の中で、ルフィ(イニャキ・ゴドイ)はゾロ(新田真剣佑)、ナミ(エミリー・ラッド)、ウソップ(ジェイコブ・ロメロ)、サンジ(タズ・スカイラー)ら信頼できる仲間たちと出会っていく。 シーズン2では、ローグタウン、リヴァース・マウンテン(双子岬)、ウイスキーピーク、リトルガーデン、ドラム島…とアラバスタ王国への道のりが紡がれていく。 ■イニャキ・ゴドイが原作者の尾田栄一郎氏にインタビュー 解禁された映像では、1月から日本語の勉強を本格的に開始したというイニャキが、その上達ぶりを尾田に「本当にすごい!」と称賛され、照れながらもうれしそうに質問をしていく。 撮影現場は、もはやひとつの町かのような大規模なセットになっていて、感想を尋ねられた尾田は、「演技も見せてもらったし、何より大道具やでっかいセット、特殊効果、かつら、服、アクションのやり方…いろんなものを見せてもらって、本当に皆のこだわりに感動しました」と熱くコメント。 その言葉を噛みしめつつイニャキが「シーズン1はとても大変でしたが、今回は“偉大なる航路(グランドライン)”に行くので、全てが大きくてヤバい!なんで“偉大なる航路(グランドライン)”はこんなに大変なんですか?大変です!尾田さん、私はとても疲れた(笑)」と“嬉しい悲鳴”をあげると、尾田は「あの世界において“偉大なる航路(グランドライン)”というのは本当に一番過酷な海と言われていて、最初にお客さんをびっくりさせなきゃいけない。そのために巨人がいたり、必然的に賞金稼ぎっていう人たちがいっぱいいたり。人にとって真新しいことがたくさん起きるのが今回のシーズンだから、より大変なんだと思う」と語った。 続いてイニャキが「ルフィを演じれば演じるほど、最初は単純に思えても、実はもっと深くて面白いキャラクターだと気づきます。どうやってルフィというキャラクターを思いついたんですか?」と純粋な質問を投げかける。尾田は、「ルフィって僕にとって理想的な子どもなんです。大人になると、会社に入ってやりたいことができなくなったりとか、社会に出ると色々自由が効かなくなるのに、(ルフィは)子どもの心を持っているから何でも好き勝手にやっていく…っていう姿が多分、いろんな社会で頑張る大人たちや、これから社会に出ようとする子どもたちに魅力的に映るんだと思います。イニャキが元気にルフィを演じれば演じるほど、見てくれる人たちが元気になると思う」と語りエールを贈ると、イニャキは「尾田さん大好きです!」と思わず歓喜。映像は2人の熱いハグで幕を閉じる。