週末は再び強い寒気で大雪のおそれ 真冬並みの寒さであす(土)は近畿でも積雪のところが 来週はいよいよ春の兆しが?
あす9日(土)は日本付近は冬型の気圧配置となり、上空1500m付近には「平地で雪」の目安となる-6度以下の寒気が広く流れ込む予想です。 そのため、あす(土)は日本海側を中心に雪が降り、場所によっては大雪となるおそれがあります。
あす9日(土)は日本海側を中心に断続的に雪となり、新潟県や長野県などでは警報級の大雪となる可能性があり、気象庁ではすでに注意を呼びかけています。 近畿地方でもあす(土)は、上空1500mでは-9度以下の「降れば雪」という強い寒気に広く覆われるため、広い範囲で雪となるでしょう。 近畿北部では1日を通して雪が降りやすく、平地でも積もるおそれがあり、車の運転などには十分な注意が必要です。 中部や南部では多少晴れ間が出るものの、山沿いや京都・滋賀方面を中心にあちらこちらでにわか雪がありそうです。
雪だけではなく寒さにも注意が必要です。 あすの予想最高気温は、大阪で8度、京都は7度と、平年を大幅に下回り、各地で真冬並みの寒さとなります。また、冷たい北風も吹くため、数字以上に寒く感じられそうです。 先週末に引き続き、今週末も冬物のコートやマフラー・手袋を活用するなど、万全の防寒対策をしてください。
あさって10日(日)は、天気が回復し、中部や南部を中心に概ね晴れるでしょう。 ただ10日(日)も空気の冷たい状態は続きます。特に朝は冷え込み、10日(日)と11日(月)は大阪でも2度前後まで下がり、内陸部では広く氷点下の厳しい冷え込みとなるでしょう。 週明けにかけては路面の凍結や、農家の方は遅霜にも注意が必要です。 その先、11日(月)の日中以降はこの時期本来の気温まで上がる見込みです。 特に来週の後半ほど暖かくなり、15日(金)には大阪でも最高気温が16度と、桜が咲く頃の気温まで上がり、ようやく春を感じる陽気がやってきそうです。 ただし、暖かくなる分、注意が必要なこともあります。