松本若菜さんの勢いは止まらない 7月スタートTBS系「西園寺さんは家事をしない」でGP帯連ドラ初主演、シングルファーザー役・松村北斗と〝偽家族〟熱演
女優、松本若菜(40)が7月スタートのTBS系「西園寺さんは家事をしない」(火曜後10・0)で、ゴールデン・プライム(GP)帯(午後7~11時)の連続ドラマに初主演することが27日、分かった。偽家族によるラブコメディーで、生活の効率重視で家事をしない38歳の独身役に挑む。SixTONESの松村北斗(28)が相手役を務める。 【写真】原作漫画「西園寺さんは家事をしない」 2007年のデビューでキャリアは18年に及ぶが、昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」などで近年存在感を増している松本。「40歳の節目で、GP帯初主演を聞いたときの第一声は『噓ですよね?』でした」と驚きを表現した。 同名漫画が原作の「西園寺さんは家事をしない」は、松本演じる西園寺(さいおんじ)が主人公。明るい性格で仕事もでき、「食事は買えるから問題なし」などと家事をしない独身生活を満喫する。が、松村演じる同僚でシングルファーザーの楠見が家を失ったため共同生活をすることに。倉田瑛茉(4)演じる楠見の娘も巻き込み、ドタバタ劇を繰り広げる。 松本は22年放送で深夜枠のテレビ東京系「復讐の未亡人」で連ドラに初主演。視聴者数が多いGP帯では今回が初となる。原作漫画を読み「コミカルな要素と心地よいテンポが魅力」と引き込まれたといい、役を通じて「家事をしない主人公のおかげで、家事との向き合い方や暮らし方が勉強になった」とユーモラスに明かす。 松村は、初共演の松本を「すぐに頼りになる心の強さがある方だとわかりました」と信頼。今回はシングルファーザーに初挑戦し、「共感から生まれる救いを感じてもらえると思います」と強調した。原作者の漫画家、ひうらさとるさんは松本の演技に「華やかな美しさの中にも、ツッコミの素早さなどが想像できてニヤニヤしています」と期待していた。 ★ストーリー 西園寺一妃(いつき)はアプリの制作会社で働く38歳の独身。明るい性格で同僚からも信頼される一方、マイホームを買い、創意工夫で家事をしない生活を満喫。そんな中、年下のイケメンエンジニアでシングルファーザーの楠見俊直が転職で入社。米国帰りの天才肌で無愛想な性格もあって西園寺も手を焼いていたところ、トラブルで家を失った楠見と共同生活をすることに。4歳の娘、ルカも含めた〝偽家族〟として暮らしていくうちに、西園寺の人生が大きく変わっていく…。