福島県内コロナ1963人、前週比1.3倍 1月22日~28日の1週間
28日までの1週間に県内82定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は計1963人で、定点医療機関当たりの感染者数は23・94人だった。前週(15日~21日)と比べ約1・3倍に増加し、県はさらなる感染拡大を防ぐため基本的な対策の徹底を呼びかけている。県が31日、発表した。 保健所ごとの感染者数は【表】の通り。県全体の感染者は前週の1557人より406人多かった。定点医療機関当たりの感染者数は前週の18・99人と比べて4・95人増加した。年代別の割合は10歳未満が36・2%で最も多く、10代は25・1%。10代以下が全体の約6割を占めている。 県によると、感染症法上の位置付けが5類に移行してから最多だった昨夏の感染流行初期と同水準にある。県は場面に応じたマスクの着用や、こまめな手洗いや換気などを実施するよう呼びかけている。 ■インフル患者は1026人 前週比322人減
県内82定点医療機関で28日までの1週間に確認されたインフルエンザ患者数は1026人で、前週(15日~21日)と比べて322人少なかった。定点医療機関当たりの患者数は前週から3・93人減り、12・51人となった。県が31日、発表した。 定点医療機関当たりの患者数は、国が警報終息基準として設定している10人より多い状況が続いている。保健所別に見ると、いわき市が22・08人で最も多く、相双が20・33人、会津が14・00人。年代別の割合は10歳未満が47・7%で最多。10代は33・3%で、10代以下が全体の約8割となっている。