北陸 明日6日~7日は警報級大雨 7日は強烈寒気で被災地に雪 大雪の所も
予想降水量
明日6日に予想される1時間降水量 (いずれも多い所) 新潟県 15ミリ 富山県 15ミリ 石川県 15ミリ 福井県 15ミリ 今日5日12時から明日6日12時までに予想される24時間降水量 (いずれも多い所) 新潟県 30ミリ 富山県 40ミリ 石川県 40ミリ 福井県 30ミリ その後、明日6日12時から明後日7日12時までに予想される24時間降水量(いずれも多い所) 新潟県 およそ50ミリ 富山県 およそ50ミリ 石川県 およそ50ミリ 福井県 およそ50ミリ
被災地 少しの雨でも土砂災害に注意 土砂災害の前触れは
北陸地方は今夜から次第に雨の範囲が広がる見込みで、少しの雨でも土砂災害に注意、警戒が必要です。 土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。 1つめは、がけや地面にひび割れができることです。 2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。 3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。 4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。 そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
避難中の低体温症に注意
強い寒気の南下に伴い、地震の被災地も厳しい寒さとなりそうです。停電が続く所では、酷な寒さの中での避難生活となります。 避難所などで、十分に暖房が使えない場合には、低体温症のリスクが高まります。できる限り、重ね着などで暖かい服装を心がけて、上着の中に新聞紙やアルミホイルを詰めるなどが低体温症を防ぐ対策となります。 身体を寄せ合って、暖かい飲み物を口にするなど、できることを行ってください。
日本気象協会 本社 石榑 亜紀子