国に運用時間の制限を要請 関西3空港懇、飛行経路見直しで
関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港の役割を官民で話し合う「関西3空港懇談会」は5日、大阪市で幹事会を開いた。関空と神戸を利用する便が淡路島上空を通る新経路案について、午前6時から午後11時とすることや陸域を通る際に飛行高度を上げることなどを国に求めた。 神戸発の一部の便で地上3千フィート(約900メートル)の飛行となる場合がある。このため頻度を可能な限り抑制するよう、運用上の工夫も要請した。 25年大阪・関西万博を控え、関空の発着枠拡大や神戸の国際チャーター便の実現に向け、飛行経路の見直しが必要となっている。今後、3空港懇を開き、国からの回答を受ける。