【NFL】チャージャーズはハーボーHCを迎えて「大成功するだろう」と49ersヨークCEO
ジム・ハーボーへの最新の支持表明は、過去に関わった人物からもたらされた。10年前にハーボーとNFLの頂点に到達しかけたが、その関係が突然終わってしまったサンフランシスコ・49ersの最高経営責任者(CEO)であるジェド・ヨークは最近、新ヘッドコーチ(HC)を迎えたロサンゼルス・チャージャーズの未来に前向きな見方を示している。
ティム・カワカミがホストを務める『The Athletic(ジ・アスレチック)』のポッドキャスト番組『TK Show(TKショー)』に出演したヨークは「ジムは最高のコーチだよ。彼にとって(チャージャーズは)最高の場所だと思う。チャージャーズの今後が楽しみだ。彼らは大成功すると思う」とコメント。
ハーボーがリーグで最初にヘッドコーチを務めた49ersでの4年間も、同じような具合だった。
ハーボーが2011年にスタンフォード大学から49ersに移ったとき、49ersは勝ち越しのシーズンもプレーオフも8年間遠ざかっていた。ハーボーは、6勝10敗の成績でアイデンティティーに乏しいチームを、力強いディフェンスと有能なオフェンスが際立つ13勝3敗のチームへと即座に変貌させている。
現在の49ersがそうであるように、ハーボーは49ersを3年連続でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップに導き、2度の敗北と1度の勝利を収めた。
ハーボーが経験した唯一のスーパーボウル出場は、兄であるジョンが率いるボルティモア・レイブンズを前に敗れて終わったが、49ersを率いた最初の3シーズンでは36勝11敗1分という驚異的な成績を残している。
2014年シーズンは明らかなチーム内不和の中で8勝8敗に終わり、49ersとハーボーはたった4シーズンで決別したのだが、それでも多くのものを残したように見えた。
ハーボーは母校ミシガン大学のヘッドコーチに戻り、9シーズンののち、2023年シーズンには無敗で迎えたカレッジフットボール・プレーオフ・ナショナルチャンピオンシップを制している。