「よこすかYYのりものフェスタ」開催、護衛艦「いずも」など公開
神奈川県横須賀市で6月13日と14日、「よこすかYYのりものフェスタ」が開催されました。鉄道や自動車、艦船を始めとする様々なジャンルの乗り物が横須賀に集まり、乗り物を体験出来るイベントやグッズ販売、海軍カレーなどの横須賀グルメ屋台などを楽しむことが出来るイベントとして、JR横須賀線が開業120周年を迎えた2009年から毎年行われています。
護衛艦「いずも」は艦内を公開
海上自衛隊は、2015年3月に配備されたばかりの海自最大のヘリコプター護衛艦「いずも」や哨戒ヘリコプターのSH-60Kを公開。護衛艦「いずも」は艦内が公開され、訪れた人々はヘリコプターを上甲板へ移動させるための巨大エレベーターに乗って上甲板へと上がり、横須賀港の眺めを楽しみました。また、艦内限定のオリジナルグッズの販売も行われ、常に格納庫には長蛇の列が絶えませんでした。 特別機動船による航行展示も行われ、湾内で水しぶきを上げて激しい動きで観客を魅了したほか、イベント終了間際にはSH-60Kが基地へ帰投する際の離陸シーンも公開され、多くの観客が見守っていました。
近郊形電車の115系も登場
鉄道関連ではJR東日本が横須賀駅を中心にイベントを展開。大船駅~横須賀駅間で特別な車両を使った事前応募による乗車体験会のほか、構内側線での保線用車両や軌陸車の展示や実演が行われました。 13日には甲信越方面などで活躍する近郊形電車の115系が登場。かつて横須賀線を走っていた113系を彷彿とさせる「横須賀色」を纏った同車の登場に、多くの鉄道ファンがカメラのシャッターを切っていました。14日には伊豆急行の特急電車「アルファ・リゾート21」が登場。伊豆の海を楽しむための展望車両がついた独特の車両が、横須賀駅長やミス伊豆の踊り子が見守るなか、横須賀駅を出発しました。 横須賀駅前のヴェルニー公園では、横須賀の有名店によるカレーを始めとした屋台や鉄道グッズのショップが出店され、三笠公園にはバスや警察・消防、陸上自衛隊などの自動車が展示されました。