【写真：Getty Images】

　セリエA第31節が現地時間6日に行われ、ASローマとラツィオによるローマダービーが開催される。この一戦の前日、イタリアメディア『lazialita.it』が予想スターティングメンバーを発表し、サッカー日本代表MF鎌田大地が攻撃的なポジションで先発起用される見通しを報じた。 【一覧表】欧州日本人、夏の移籍情報はこちら！ 　3月13日にマウリツィオ・サッリ監督がラツィオの指揮官を退いてから、鎌田に転機が訪れている。新指揮官としてチームにやってきたイゴール・トゥドール監督は、今季出番が限られていた鎌田を強く信頼しているようだ。 　3月31日に行われたセリエA第30節ユベントス戦でスタメン起用された鎌田は、ゲームメーカーとして躍動した。データサイト『FotMob』によると、鎌田のタッチ数は両チームトップの「97」。そして正確なパスの本数ではチーム内3位につけた。さらには守備アクションにおいてもチーム内トップで、インターセプトも2回記録している。なお、チームは1-0で勝利した。 　今回のローマダービーにおいても重要な役回りを演じることが予想されており、『lazialita.it』は「鎌田が中盤の攻撃的なポジションに入り、ルイス・アルベルトと（グスタフ・）イサクセンのどちらかがサイドを務めることになるだろう」と伝えている。ユベントス戦における鎌田のポジションはボランチだったが、マッティア・ザッカーニが足首を負傷したことにより、鎌田が一列前に移るようだ。 　また、イタリアメディア『TUTTO mercato』が5日に伝えたところによると、トゥドール監督は試合前の記者会見で鎌田に言及し、「彼はフレキシブルな選手で、私はとても気に入っている。すべてにおいてレベルが高く、完璧だ」と述べたという。