手作り弁当・レシピコンテスト 最優秀賞に篠田さん(高泊小6年)ら5人【山陽小野田】
山陽小野田市主催のスマイルエイジング手作り弁当コンテストで、小学生部門は篠田明希さん(高泊6年)、中学生部門は杉山小春さん(厚狭2年)、高校・大学生部門は多里壱咲さん(厚狭高2年)が最優秀賞に輝いた。レシピコンテスト一般部門は鶴川紘大君(竜王中1年)が考案した「野菜パイ」、同親子部門は光田涼風さん(有帆小5年)親子の「大学いもアメ」が最優秀賞に選ばれた。 市が進めるスマイルエイジングの強化月間(11月)にちなみ、健康づくりの重要な要素の一つである食を取り上げ、オリジナルのヘルシー弁当やレシピを作ってもらうコンテスト。 手作り弁当の応募数は、小学生106点、中学生274点、高校・大学生123点の計503点。レシピコンテストには325点が寄せられた。食に関係する団体の代表らが審査し、各部門5点の入賞作品を選定。その中から最優秀賞と優秀賞を選ぶため市民投票を行い、投票数は1346票だった。 鶴川君の「野菜パイ」は苦手な野菜をパイにして食べやすくした。光田さん親子の「大学いもアメ」はあめがサツマイモをコーティングし、ぱりっとした食感が楽しめる。手作り弁当コンテストの最優秀作品も市内産の食材を使い、栄養バランスや見た目の彩りを工夫した。 市健康増進課の管理栄養士、白井誓栄さんは「コンテストを通じて子どもたちの食への関心が高まったと思う。市のホームページにそれぞれのレシピを掲載しているので多くの人に参考にしてもらえば」と話した。