痛恨“ダボ”で追う立場に…松山英樹「残り3ホールで切り替えようと」/一問一答
◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 最終日(18日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7243yd(パー70) 【画像】松山英樹の通算10勝目に貢献した新パター 松山英樹がPGAツアー通算10勝目を飾った。2月「ジェネシス招待」以来の今季2勝目。ポストシーズンのプレーオフシリーズでは初勝利を挙げた。年間ポイントレース(フェデックスカップ)では3位に浮上。年間王者の栄冠を視界に捉え、手ごたえと喜びを口にした。 ―終盤で逆転された 14番が終わって2打リードが分かっていたが、ビクトル(・ホブラン)とザンダー(・シャウフェレ)が16番(パー5)でイーグルを獲ると思った。だから、(15番のダブルボギーで)リードされていると思ったら、その通りに1打ビハインドになっていた。17、18番でどちらかで(バーディを)獲らないと、優勝の可能性が低くなると思った。 ―14番(パー3)で第1打を池に 14番のティショットはピンを向いて、自分の状態がよくないにもかかわらず歓声につられて、(ピンの)左の20フィート(約6m)くらいに落とそうと思っていたが、ミスショットをしてしまった。 ―15番ではダブルボギーに 15番はその影響で、今週左につかまる球が多かったので、ティショットを右のラフに入れてしまった。アプローチは奥の小川を意識してしまって寄せられなかった。残り3ホールで切り替えようと思った。 ―田渕大賀キャディと初めて組んで ここに来るまでほとんどしゃべったことがなかったが、久常涼選手とのキャディをずっとやっていて、PGAツアーでの心配はしていなかった。今までとちょっと違ったルーティンになることもあったが、仕方のないこと。彼は彼なりに頑張ってくれた。ライン読みは助かりました。 ―終盤2ホールで逆転 17番、18番はフェアウェイに置ければバーディチャンスにつけられる。17番で左のラフに入れて厳しいなと思ったが、(2打目で)良い位置にはのせられた。このパットを入れれば並んで18番に行けると、集中して打てた。 ―早藤将太キャディとの復活は? きょう、デンバー(BMW選手権の会場)に入りました。