1500人の戦没者遺族などが出席、長年の“処遇改善”に尽力した遺族を表彰
第二次世界大戦の戦没者の遺族らで作る福岡県遺族連合会の大会が20日、開かれ平和の尊さを語り継ぐことなどを決議しました。 【写真で見る】福岡県遺族連合会の大会
遺族を前に「戦没者によって平和を享受」とあいさつ
20日午前10時から福岡市民会館で開かれた、第70回記念福岡県戦没者遺族大会には、第二次世界大戦の戦没者の遺族など約1500人が参加しました。福岡県遺族連合会の古賀誠会長は、「尊い命を犠牲にされた戦没者によって安心安全と平和を享受できる国が築かれたことを、決して忘れてはならない」とあいさつしました。
長年の“処遇改善”の遺族を表彰
式典では、戦没者の追悼や遺族の処遇改善に長年、取り組んできた遺族の表彰などが行われました。表彰された遺族を代表して野田一友さんは「受賞を契機に従来にも増して英霊顕彰と遺族の援護に尽くしていく」と誓いを新たにしました。また大会では戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継ぐことなどが決議されました。