陸上競技場「現地存続」の請願は本会議でも不採択 市側は「理解得られるよう努める」【長崎市】
長崎南北幹線道路の整備に伴う長崎市松山町周辺のスポーツ施設の移転をめぐり、長崎市議会は市営陸上競技場の「現地存続」を求める請願を不採択としました。 13日は長崎市議会11月定例会の最終本会議が開かれ、一般会計補正予算案など84議案が可決されました。 このうち、被爆者団体や市陸上競技協会などが提出した陸上競技場の現地存続を求める請願を不採択とした委員会報告について、賛成30人、反対6人の賛成多数で、請願は不採択となりました。 長崎市営松山陸上競技場・平和公園を活かし隊 南輝久 代表 「非常に残念ですね」「後世に悔いのないように一度、潰したら取り返しがつかないので(現地存続を)求めていきたい」 市側は今後、「被爆者団体や市民団体の理解を得られるよう努める」としています。
テレビ長崎