混乱続くニューカレドニアのドローン映像、マクロン仏大統領が現地へ
南太平洋にあるフランス特別自治体のニューカレドニアでは、選挙制度改革に抗議する暴動の余波が続いている。5月22日のドローン映像には、抗議者と警察の衝突の模様、焦げた車や建物が撮影されていた。事態打開に向けフランスのマクロン大統領は、23日に国防相や内相とともに現地入りする予定だ。 暴動の続くニューカレドニアで5月22日に撮影されたドローン映像。抗議者と警察が衝突している。 ここは南太平洋の仏特別自治体、ニューカレドニアの首都ヌメア。 暴動のきっかけは前週、フランス議会でフランス系住民に地方選挙での投票を認める法案が可決されたこと。先住民カナクの発言権が低下すると懸念が強まり、暴動に発展した。 40年ぶり最悪の暴動となり6人が死亡、280人が逮捕された。 被害を受けた車が並ぶ。「NISSAN」の文字が見える。 事態打開に向けフランスのマクロン大統領は23日、現地入りする予定だ。 (ナレーションなし)