迷いクジラ「淀ちゃん」の処理費『不必要な支出』含まれている疑い 監査委員が大阪市長に勧告
去年、大阪湾で死んだクジラの処理費が当初の市の試算の2倍以上になった問題で、市の監査委員が第三者機関などで調べるよう市長に勧告しました。 去年1月、淀川の河口付近で見つかり「淀ちゃん」と親しまれたクジラ。クジラは死んだ後、大阪市から依頼を受けた海運業者が紀伊半島沖に沈めました。 処理費用について、市は当初3774万円と試算しましたがその後引き上げられ8019万円で契約しました。市によりますと、今年2月、市民グループからの住民監査請求を受けて、監査委員が調べたところ、処理費に必要のない支出が含まれている疑いがあることが分かったということです。 26日、大阪市監査委員は横山市長に対し、第三者機関などでの調査を勧告しました。