杉浦貴（左）と丸藤正道

◆プロレスリング・ノア「ＧＲＡＮＤ　ＳＨＩＰ　２０２４　ｉｎ　ＹＯＫＯＨＡＭＡ」（１６日、横浜ＢＵＮＴＡＩ） 　プロレスリング・ノアは１６日、横浜ＢＵＮＴＡＩで「ＧＲＡＮＤ　ＳＨＩＰ　２０２４　ｉｎ　ＹＯＫＯＨＡＭＡ」を開催した。 　セミファイナルのＧＨＣタッグ選手権で王者組のジャック・モリス、アンソニー・グリーンが丸藤正道、杉浦貴と９度目の防衛戦。試合は杉浦がオリンピック予選スラムでグリーンを破り、２０１２年１２月９日に両国国技館で潮崎豪、齋藤彰俊を破って以来、およそ１２年ぶりの奪還に成功した。王者組は９度目の防衛に失敗した。 　ＧＨＣタッグを過去に２度戴冠した丸藤＆杉浦。１２年ぶりのベルトに杉浦は「巻いたこともうれしいし、マルさんと巻けたこともうれしい。それがすべて」と喜びをかみしめた。丸藤は「取ったからには俺たちが防衛を重ねて、また彼らの挑戦を受けられるようにしっかりやっていきたい」と見据えた。 　丸藤はこの日、７・１３日本武道館で世界最大の団体「ＷＷＥ」スーパースター、ＡＪスタイルズと一騎打ちが決定した。ビッグマッチを前に弾みとなる王座奪取。「しっかりコンディション整えて、あのすばらしい世界のＡＪスタイルに勝ちたいと思います」と武道館での必勝を誓った。