名作『羊たちの沈黙』をオマージュ『ザ・ウォッチャーズ』新ビジュアル
イシャナ・ナイト・シャマラン初監督作品『ザ・ウォッチャーズ』より新ビジュアルが解禁された。 【写真】主演のダコタ・ファニング M・ナイト・シャマランがプロデューサーを務め、その実の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが自らの脚本で長編初監督を手掛けた本作は、情報解禁とともにSNS上でも話題沸騰。すでに大きな期待が寄せられている。 そんな本作より到着した新ビジュアルは、木に張り付けられた人骨のオブジェでダコタ・ファニング演じる主人公ミナの目元が隠された1枚。自分からは“見えない何か”に監視されるという恐怖が表現されている。 ちなみにこのビジュアルは、ホラー&サスペンス映画ファンにお馴染みのある映画にインスパイアされている。その作品とは、1991年に公開されたジョディ・フォスター主演のサイコホラー『羊たちの沈黙』。トマス・ハリスの大ベストセラーをジョナサン・デミ監督が映画化し、第64回アカデミー賞で作品賞含む主要5部門を受賞している名作だ。 アカデミー賞の96年の歴史の中で唯一作品賞を受賞した伝説的なホラー映画として知られ、そのポスターは劇中で象徴的に現れる蛾が主人公の口元を隠し“沈黙”を表現した秀逸なデザインだった。『羊たちの沈黙』公開から33年、『ザ・ウォッチャーズ』が伝説の作品のDNAを受け継いだ“最恐”を宣言する強烈なデザインとなっている。 オブジェが掲げるプレートには【POINT OF NO RETURN 134】という謎めいた文字列が並んでいる。このメッセージは何を意味するのか…。 【監視されるルール】 ・“監視者”に背を向けてはいけない。 ・決してドアを開けてはいけない。 ・常に光の中にいろ 禁断の3つのルールが課せられたガラス貼りの部屋で、ミナたちに一体どんな恐怖が襲い掛かるのか? そして、ミナたちは生きて森の外へ脱出できるのか? 本編への期待がますます高まる新ビジュアルとなっている。 『ザ・ウォッチャーズ』は6月21日(金)より全国にて公開。
シネマカフェ シネマカフェ編集部