物流・EMS事業や四国村を運営 「カトーレック」新社長に宇田昌弘専務 28年ぶり社長交代【香川】
物流、エレクトロニクス事業を手がける「カトーレック」(高松市で創業、本社 東京・江東区)は、宇田昌弘専務が4月1日付で社長に昇格する人事を発表しました。 宇田氏は58歳、関西大学社会学部を卒業後、1991年に松下寿電子工業(現在のPHCホールディングス)に入社、2019年にカトーレックに入り、常務執行役員などを経て、2023年4月からは取締役専務執行役員 EMS事業本部長を務めていました。 同社の社長交代は28年ぶりで、現在の加藤英輔社長(70)は代表権のある会長に就任します。 「カトーレック」は高松市で創業し、エレクトロニクス事業や物流事業などを手がけているほか、四国各地の古民家や旧跡を移築し、展示している四国民家博物館(高松市)、「四国村ミウゼアム」を運営するなど文化活動にも取り組んでいます。 <宇田新社長のあいさつ>同社発表より転載 この度、物流(Logistics)、エレクトロニクス(Electronics)の二つの事業と社会貢献としての文化活動(Culture)の三つの領域に取り組むカトーレックの次期社長を務めることになり、その重責に身の引き締まる思いです。 当社は、これまで加藤社長を先頭に「グローバルに、スピーディーに、そしてよりフレキシブルに」をモットーに事業の多角化と成長に取り組んでまいりました。物流事業もエレクトロニクス(EMS)事業もお客様からのご要望は多様化、かつ高度化し我々が提供させていただくサービスを弛むことなく進化させていかなければなりません。 そのためには、これまでも、そしてこれからもお客様の声に真摯に耳を傾け、信頼され愛される企業を目指し続けたいと考えています。 今後ともご支援・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
岡山放送